学校紹介

SGH・WWL

SGHとは

2015~19年度までの5年間、文部科学省よりスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受けています。
SGHは、将来国際的に活躍できるグローバルリーダーを育成することを目的とした事業で、先進的な教育を実践する123校(私立38校)が指定校に選定されています。2021年度からは、SGHの取り組みを引き続き実施する学校が参画するSGHネットワーク校に認定されています。

サステイナビリティから創造するグローバル社会

サステイナビリティ(持続可能性)の視点で様々な社会課題を捉え直すことが、富士見丘のSGH活動の全体テーマです。
「グローバル社会」といわれる今日の世の中では、環境問題はもとより、貧富の格差や被災によるコミュニティ崩壊など、一国、一個人では対処しきれない、持続可能性を脅かす問題が様々なかたちで発生しています。このような事態に対して明確な問題意識を持ち、世界の人々と手を携えて解決に向けた努力を惜しまない女性を育てることが本校のSGHプログラムの目標です。

スーパーグローバルハイスクールとして育成する生徒像

  • サステイナビリティの視点から社会課題に関心を持っている

  • 自ら課題を発見し、その解決に向けて努力する情熱がある

  • 課題解決のために海外の人々と交流し、英語で意見交換を行うことができる

  • 協働的な活動において他者への気配りができ、かつリーダーシップが発揮できる

さまざまなSGHプログラム

教科横断型授業、高大連携授業、国内外フィールドワークを実施する「グローバルスタディ基礎」(高1)「グローバルスタディ演習」(高2・3)を中核として、以下のような教育プログラムを実施しています。

  • サステイナビリティに関する課題研究や自主研究を実践する「探究学習」

  • 主体的で協働的な学習スタイルを確立する「スタディスキル育成プログラム」

  • 英語4技能をバランスよく育成し、英語での情報発信力を強化する「英語発信力向上プログラム」

  • 外部とのコラボレーションやボランティア活動を推進する「行動力向上プログラム」

WWLとは

WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業は、イノベーティブなグローバル人材を育成するため、高等学校等と国内外の大学、企業、国際機関等が協働してより高度な学びを提供する体制をつくることを目指しています。
先進的なグローバル教育を実践する全国の高校から28校(2019年度:10校、2020年度:12校、2021年度6校)がカリキュラム開発拠点校に選定され、本校は2020年度より拠点校として文部科学省の指定を受けました。

観光立国における海洋リゾート開発と環境汚染

WWL事業では、SGH(スーパーグローバルハイスクール)指定校として開発した探究学習プログラム「グローバルスタディ基礎」「グローバルスタディ演習」をさらに発展させ、イノベーティブなグローバル人材を育成する教育プログラムを開発していきます。
『観光立国における海洋リゾート開発と環境汚染を考える人材育成』という研究課題を新たに設定し、先進的なカリキュラムの開発と高度な学びを推進する国内外のネットワーク=AL(アドバンスト・ラーニング)ネットワークの構築を推進するのが、WWL事業の中核です。

WWL事業の主な取り組み

  • 「グローバルスタディ基礎・演習」における文理融合型授業、指導の実施

  • 連携する国内外の大学による集中講義やオンライン講義などを利用した先取り学習

  • オンラインを活用した連携校合同の探究学習や研究交流

  • 「観光立国における海洋リゾート開発と環境汚染」をテーマとする高校生国際会議の開催

富士見丘AL(アドバンスト・ラーニング)ネットワーク

  • 管理機関:学校法人 富士見丘学園

  • 事業拠点校:富士見丘高等学校

  • 事業協働機関:慶應義塾大学、明海大学、ハワイ大学マノア校、(株)JTB、(株)ホテルオークラ東京、(株)大林組、(株)大崎コンピュータエンヂニアリング

  • 事業連携校:池田学園池田高等学校(鹿児島)、沖縄尚学高等学校(沖縄) 
    Ruffles Girls’ School (シンガポール)、Kalani High School (ハワイ)、St. John’s School(グアム)