Q. 帰国生はどのくらいいますか?
A. 全校生徒に占める帰国生の割合は20%です。
Q. 帰国生の在籍校を種別に見ると、どこの出身者が多いですか?
A. 最も多いのは現地校出身者ですが、日本人学校、インター校出身者も毎年入学しています。滞在国も20カ国と様々で、多様な価値観・個性を受け入れています。
Q. 帰国生に対する入学後のクラス配置・状業体制はどうなっていますか。
A. ホームルームは国内生との混合クラスですが、少人数教育を行う本校では一人ひとりにきめ細やかな対応をしています。中学では、1クラス20名前後でホームルームクラスを編成し、英語力の高い生徒は「英語特別コース」の対象とします。高校では、英語のレベルに応じて「グローバルコース」「アドバンストコースA/B」「アドバンストコース・インター」の3コースを設置し、高2以降には多くの選択科目を設けており、一人ひとりの進路・学習特性に合わせた時間割が組めるようになっています。
Q. 英語力の高い帰国生に対する英語の授業はどのようなものですか?
A. 英語特別コース・インター(中学)、アドバンストコース・インター(高校)において、海外の学校と同レベルの英語の授業を提供するEHP(English Honors Program)を実施しています。経験豊富なネイティブ教員が週6~9時間、その指導にあたっています。高校生には、IELTSやTOEFLのスコアを向上させるための授業「Academic English」もあり、各学年に2つのレベルのクラスが用意されています。
Q. 日本の学校で学んだ経験が無く、日本語での学習に不安がありますが、このような生徒にどう対応していますか?
A. 本校では、各学年に帰国生専門の学習サポーターを置き、必要に応じて日本語やその他の科目の補習を組んでいます。放課後(Study7)におこなう「日本語キャッチアップ講座」では、日本語での学習歴の浅い生徒に対して、漢字や社会・理科などの日本語学習をフォローしています。
Q. 帰国生入試を受けるにあたってどのような準備をすればよいですか?
A. 本校の帰国生入試(海外特別入試・転編入を含む)では、「英語エッセイ・基礎日本語作文」を試験科目とするA方式と、「国語、算数(数学)、英語」を試験科目とするB方式とがあります。それぞれの強みを活かして適切な受験方式を選択してください。また、海外での体験やこれまで打ち込んできたことを積極的に評価するため、面接と海外活動報告書も重視しています。海外にいる間にしかできないことを積極的に経験しておいてください。なお、過去の入試問題はホームページに掲載されていますので、参考にしてください。
Q. 日本人学校出身ですが、英語の授業はどのようなものですか?
A. 日本人学校出身の生徒でも、英語力に秀でていれば「英語特別コース・インター」「アドバンストコース・インター」の英語の授業を受講できます。また、一般コース・英語特別コースA/B(中学)、グローバルコース・アドバンストコースA/B(高校)の場合でも、日本人教員とネイティブ教員のティームティーチングによる指導、オンライン英会話、Extensive Readingの授業など多彩なプログラムで、英語4技能を伸ばしていくことができます。