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神戸女学院大学主催 絵本翻訳コンクールで入賞!

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神戸女学院大学が主催する「第13回絵本翻訳コンクール」において、1436の応募作の中から、高校2年の渡邊さんの作品が奨励賞に選出されました。今年度の課題絵本 “The Longest Breakfast” について、夏休みを利用して翻訳に取り組みました。
以下、渡邊さんのコメントです。

絵本全体の内容を理解し、作者がどのような思いを込めて絵本をつくったのかを考えました。今回の絵本は個性豊かな子どもたちが朝ごはんに食べたいものを次々に言っていき、最終的に何を朝ごはんにしようというお話です。そこで、本文中にpuddingを食べたいという子どもが出てくるのですが、ここでのpuddingはプリンではなくニュージーランドの伝統的なデザートである、チョコレートプディングケーキのことだと思いました。なぜなら、作者の出身地がニュージーランドであるからです。このように作者の背景を知ることによって作者が本当に伝えたい表現を考えることができました。初めて絵本の翻訳をやってみて、文法はもちろん、作者のバックグラウンドや幼い読者の目線を理解していないと作者が伝えたいことと読者の理解が一致しないことがよく分かりました。とても奥が深くて、楽しかったです。