台湾フィールドワーク報告(2022/12/20-23)
SGH・WWL
グローバルスタディ演習を履修する高校2年生・台湾チームが、12月20日(月)~23日(金)に現地フィールドワークに行ってきました。台北市を中心とした今回のフィールドワークは、研究テーマにあわせて自分たちで取材場所を決め、班ごとに行動します。観光や災害、選挙制度などをテーマにした6つの班が各自で目的地を定め、教員はそのサポートに当たりました。英語も日本語もほとんど通じない場所で、生徒は事前に用意した中国語の質問用紙やICT機器の翻訳機能を用い、現地のガイド、日本語話者の方々の協力を得ながらリサーチに励みました。
その成果を踏まえて、稲江高校と東呉大学で研究内容のプレゼンテーションをしました。稲江高校ではグループごとに日本語で発表をおこないました。現地の高校生はこちらが示した研究テーマを事前に調べてくれており、非常に有意義なアドバイスや資料を提供してくれました。東呉大学では日本語日本文化専攻の学生を前に英語で発表をしました。活発な質疑応答が日本語と英語でおこなわれました。学生からは原住民が住む台東地域や選挙制度など、研究テーマの選び方が良いと高い評価をいただきました。3年ぶりの海外フィールドワークでしたが、無事に終えることができました。今後は、今回の調査で得た情報やアドバイスを整理して、2月の発表会にむけてさらに探究を深めていきます。