中3 オーストラリア修学旅行 ~姉妹校との交流と異文化体験~
行事
中学3年生は10月23日から29日まで、オーストラリアへ修学旅行に行ってまいりました。
夜便で発ち、朝7:00にシドニーに到着しました。あいにくの大雨でしたが、雨にけむるオペラハウスは美しく幻想的でした。3日目は世界自然遺産ブルーマウンテンへ。ユーカリの木々から蒸発する油分のために山並みが青く見えるのでそう呼ばれています。トロッコ(Rail Way)やロープウェイに乗り、スリーシスターズと呼ばれる奇岩を背景に写真を撮り、壮大な景色を満喫し、その後シドニー動物園を訪れました。
4日目はこの修学旅行のメイン行事、姉妹校サンタサビーナ校との交流会です。バディの生徒が付いて校内を案内してくれたり、いろいろなアクティビティを行ないました。特に英会話の勉強になったのが、サンタサビーナの生徒さんと本校の生徒との合同グループに分かれてのロールプレイワークショップ。お互いの国のことわざを題材に説明しあい、それを演技にまとめて発表するというものです。初めはお互いの思いを通じ合わせるのに苦労していたものの、だんだん打ち解けあい、笑いあい、楽しく有意義な時間をすごせたと思います。ほんの数時間の滞在であったものの、最後には別れを惜しむ声であふれました。
5日目は、グレッズウッド牧場を訪れました。羊の毛刈りや牧羊犬のショーを見たり、ブーメラン投げ体験をしました。夕食時はオーストラリア特有のブッシュダンスで盛り上がり、最高の夜が更けていきました。
6日目は地下鉄やフェリーを利用してシドニー市内を巡りました。オーストラリア博物館で自然や歴史、文化を学び、シドニータワーからは海と人々の暮らしが織りなす美しいシドニーの街を眺めました。セントメアリー大聖堂では荘厳なたたずまいに心が震えました。
そして最終日、帰国の途へ。生徒それぞれにとって、英語の大切さのみならず、日本にいるだけでは分からなかった多様性の一端を肌で感じることができたことは大きな学びです。今回の修学旅行によって得たものは大きく、将来に生かされることでしょう。