明海大学サマースクールDestination Management集中講義
SGH・WWL
8月2日(火)、3日(水)の2日間に渡って行われた「明海大学サマースクールDestination Management集中講義」に、高校2年「グローバルスタディ演習」でハワイフィールドワークを選択する20名の生徒が参加しました。このプログラムは、本校がWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム・カリキュラム開発拠点校として、明海大学及びハワイ大学との連携により、探究学習を深めることを目的として行われているものです。
初日は、現地とオンラインで結び、ハワイ大学のラッセル・ウエノ教授による90分の講義からスタート。オールイングリッシュでの講義の合間には、明海大学とハワイ大学の双方で教壇に立つ神末武彦教授による問いかけがなされ、ハワイが抱えるオーバーツーリズムの問題について理解を深めました。午後からはオーバーツーリズムの是正案についてグループでのディスカッションを実施。神末教授に加えて、明海大学准教授でもある本校の吉田成利理事長補佐がファシリテーターを務める中で、グループプレゼンテーションの準備へと移りました。
2日目の午前は引き続きプレゼンテーションの準備を継続。生徒たちは神末教授の助言を得ながらグループで真剣に話し合いました。午後は、この講座のハイライトでもある10分間の英語プレゼンテーションを実施。審査には、ハワイ大学からとラッセル教授とケアラ教授の2名がオンラインで参加し、明海大学からはホスピタリティ・ツーリズム学部長の内苑教授、ホスピタリティ・ツーリズム学科主任の三輪教授、外国語学部の小林教授、中川教授の4名の教授にご覧いただき、質疑応答の後、講評を頂戴しました。
多くの大学教授を前に緊張した様子の生徒たちでしたが、原稿を一切手元に持たずに、すべて英語での発表を最後まで頑張り抜きました。2日間で仕上げるハードなプログラムを経て、この集中講座での学びが今後の探究の土台になっていきます。
この講座は当初、明海大学浦安キャンパスを会場に実施する予定でしたが、感染対策に万全を期すため、本校で実施することに変更しました。内苑教授からは、「感染状況が落ち着いた後、大学の研究施設に足を踏み入れる機会をぜひ」と温かいお言葉を頂戴しました。
生徒たちの探究はまだまだ深化の過程です。9月24日(土)、25日(日)に行われる文化祭では、ハワイ班を含むグローバルスタディ演習の全ての履修者が、探究の経過状況を報告するプレゼンテーションを行います。ぜひご来校の上、発表をご覧ください。